いつも教室におやつを持ってくる生徒さんがいます。
その生徒さんだけではないけれど、みんなが飴を持って来ていて、いつもおすそ分けを頂くアタシのバックは飴だらけです。
最初に書いた生徒さんは、いつもおやつを小さな袋に詰めています。
例に漏れず、アタシもいつも頂いています。
TAKANOのチョコレートを丁寧に袋詰めしたもの。
その生徒さんは、いつも同卓した人達にそのおやつを渡しています。
チョコレートを一粒口に入れたみんなは、いつの間にかニコニコ笑顔。
いつも「これは先生の分ね!」と言って、袋詰めのおやつをくれるその生徒さんにアタシは言いました。
ー◯◯さんは優しいね。こうやって毎週おやつを持って来てくれて、みんな嬉しそうだねー
すると生徒さん笑顔でこう言ってくれました。
「麻雀って4人がいるからできるじゃない?一緒に麻雀して下さる方たちに、いつも本当にありがとうって思うのよ。こんなちょっとのものだけれど、これは一緒に麻雀してくれてありがとうの、ほんの気持ちなのよ」
「同卓者に感謝しましょう」
「同卓者をリスペクトしましょう」
言うのは簡単だけれど、現実はなかなか難しいです。
私達のいる世界は、気が付けば同卓者に対しての愚痴や不満の言葉ばかりが飛び交っているように思います。
雀力とか雀歴とか、そんなものではなくて。
1年前に始めて牌を触ったくらいの生徒さんに、本当に大切なことを教えてもらった気がします。
ゲームの後にボソッと形式的に言う「ありがとうございました」じゃなくて
心を込めて「(麻雀を通じて一緒の時間を過ごしてくれて)ありがとうございました」って言える人でありたいな。
教室では、いつも私が学んでばかりです。
担当している教室で、あたらしく入門講座が始まりました。
1年ぶりの入門講座。
初日はちょっぴり緊張。
でも始まってしまえばフルスロットル☆
「こういう言い回しのほうがいいかな?」
「こうやって例えたらわかりやすいかな?」
みんなの反応を見ながら、心でガッツポーズしたり反省したり忙しいです。
前回より今回、今回より次回、もっともっとわかりやすい楽しい講座ができたらいいな。
頑張るぞ☆