年末に行われた、第11期女流雀王戦最終日の観戦記がアップされました。
藤原哲史プロが書いてくれました。
実は、藤原プロの書く文章の大ファンなのです。
今回のようなハートフルな文章のイメージが多い藤原プロですが、じつはこんな面白いコラムも書いていたりします☆
アタシが最初に女流雀王を獲った時から3年間、毎年観戦記を書いてくれました。
観戦記のあり方には、たくさんの人がたくさんの意見を持っていると思います。
意見が割れるのも当たり前だと思います。
ここはアタシのブログなので、個人的な考えを書いてみたいと思います。
かと言って、それについて討論する気はありません。
あくまでもアタシ個人の考えです。
まだ世間の認知度が低い麻雀界で、私たちプロがタイトルを目指して戦っていること。
もっともっと知ってもらうにはどうしたら良いのでしょう?
私ができるのは、こうやって自分のブログで紹介することくらいでしょうか。
麻雀普及活動もその1つになるかな。
藤原プロの観戦記は、例えアタシが出場していなくたって、生徒さんに「読んでみて!」と勧めることができます。
藤原プロの観戦記には、対局者の生きざまが書かれているから。
1つの物語として読むことができるから。
3年間書いてもらってわかったことがあります。
藤原プロは確かに文才があるけれど、それだけじゃない。
良いものを書くために念入りに準備をしています。
打ち上げの時、ビールを飲みながら話した何気ない話も、気がつくと隣りでペンを持っています。
崎見さんの話をした時は、新しく来たビールの泡がなくなるまで必死にメモをとっていました。
「聞きたいことが出てくると思うんだけど、メールしても大丈夫かな?何時頃だったら迷惑にならない?」
毎年こう聞かれていたな。そう言えば。
小学校のとき、親戚のお兄ちゃんに読み終わった『スラムダンク』をもらいました。
男の子のマンガだし、バスケットボールなんてわからなかったし、そんなに興味を持ちませんでした。
でも、読んでみると面白くて。
「いつか本物のダンクが見てみたいなぁ・・・」なんて思ったものです。
いや。今でも見てみたいです。
お友達に「バスケの試合見に行こうよ!」そう言われたら、きっと喜んで行くと思います。
1年ほど前、須田良規プロに『3月のライオン』を勧めて頂きました。
「大崎はきっと好きだと思うよ」って。
その時も私は言いました。
「いやー。私、将棋とか全くわからないんですよね~」
それでも須田プロは
「いいから!騙されたと思って読んでみて!」
そう推して下さったので、試しに買ってみたら完全にストライク!
新刊が出るのが楽しみでしょうがない今日この頃です。
未だに将棋のルールはわかりません。
零くんの対局も全く意味がわかりません。
でも零くんやおねいちゃん、周りの人達の生きざまに感動します。
このマンガを読んで以来、たまにニコ生で将棋のタイトル戦が中継されていると見てみたりします。
もう少し、時間に余裕ができたら、下手くそでもいいから将棋を覚えてみたいなって思うのです。
藤原プロって、そういう書き手なんじゃないかなって思うんです。
麻雀人口が増えてほしいと願うアタシにとっては、最高の観戦記の形なのです。
だからアタシはどんな人にも自信を持ってオススメします☆
また、素敵な作品に登場できるように頑張ろう!
ちなみに興味のある方は3年分どーぞっ☆
ではでは( ´ ▽ ` )ノ